▼概要
「労働条件の不利益変更実務の注意点」について解説します。
▼カリキュラム
1.総論 ~労働条件の不利益変更に関する5つのポイント~
・アプローチ方法
・社内説明会での説明方法と想定問答の作成方法
・変更の根拠規定を設けるタイミング
・社内における波及効果を意識
2.不利益変更における重要な対応方法
・労働組合・従業員代表への説明方法
・「社員説明会」と「個別面談」による変更への合意・同意
・経過措置・代償措置を提案するタイミング
3.「変更の根拠規定」を設けるタイミングと説明方法
・変更の必要性が生じた段階では手遅れ
・昇給・賞与・定額残業代では「待遇の固定化」を避ける
・契約更新時における労働条件の変更・見直し規定
・新制度に盛り込む①期間限定と②施行後の見直し
4.具体的事例
(1)リモート勤務・在宅勤務をめぐる問題
・制度設計 ~対象者・通信費負担・通勤費の取り扱い~
・制度変更の方法,規定と申請書の関係を意識
(2)同一労働同一賃金をめぐる問題
・正社員の待遇変更 ~手当の統合・休暇の見直し~
・非正規社員の待遇変更 ~シフト削減・基本給引き下げ~
(3)定年後再雇用者の待遇設定
・定年退職前後の待遇変更
・65歳~70歳の待遇変更(改正高年齢者雇用安定法)
5.よくあるミスを紹介
(1)ミスの例
・休日・休暇の区別と「所定労働日数・時間」との関係
・手当の変更・統合で見落としがちな「波及効果」
・定年退職時を基準にした再雇用者社員の賃金設定
(2)ミスを防ぐ方法
6.経過措置の設計方法・規定上の注意点
日時 2021年08月03日 (火) 13:00~16:00
会場 東京都台東区東上野1丁目13−7 ハナブサビル
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