▼概要
交渉の「落とし所」の考え方や有利な契約交渉を進めていくことができるように、よくありがちな失敗事例なども交えながら、基本的で現実的な技能や対応方法などを幅広く、わかりやすく検討・解説していきます。
▼カリキュラム
Ⅰ 英文契約交渉の基本方針
Ⅱ 契約交渉開始前のチェック項目
・契約当事者の信用度、取引しても良い相手か
・契約の目的と契約のスキーム
Ⅲ 契約交渉を有利に進めるための基本スタンス
・交渉の順序と姿勢(自社が叩き台のドラフトを出す方が有利 )
・交渉の評価・交渉力を強くする方法(交渉姿勢と代替策の模索)
・日本企業独特の残念なパターンから抜け出るには
・契約成立に向けた交渉の重要ポイント
・合理的かつ正当な主張をする
・契約成立のためのコストに配慮
Ⅳ 契約交渉のリスクと技法
・交渉担当者の立場として交渉の法的拘束力をどうとらえるべきか
・説明義務と誠実交渉義務に伴うリスクと交渉方法
・契約成立に至るための妥協の方法
・Win Winとなるような方法とは
・「実質的に」平等な条項を目指す
・シミュレーションをして説得方法を考える
・自社に厳しすぎる義務を緩和するテクニック
Ⅴ 準拠法と紛争解決条項をめぐる交渉
・準拠法のチェック~日本法と外国法の利害得失
・準拠法選択の限界
・CISG:「国際物品売買契約に関する国連条約」の取り扱いをめぐる交渉
・紛争解決条項(仲裁条項や裁判管轄条項など)の交渉ポイント
*受講者特典* セミナー当日、講師の最新刊『現代国際ビジネス法 第2版』(日本加除出版)をテキストとして配付します。
日時 2021年04月09日 (金) 13:00~17:00
会場
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