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▼概要
いわゆる外為法に基づく日本の輸出管理は、武器や大量破壊兵器等の開発など懸念用途向けの貨物や技術の輸出を厳格に規制しており、もしこれに違反するような事があると、そうした行為を行った行為者や企業は、懲役刑や莫大な罰金刑を含めて厳しく処断されます。
しかし、この輸出管理制度を理解するのは、なかなか難しいです。そもそも、外為法に基づく日本の輸出管理は核不拡散条約、生物兵器禁止条約、化学兵器禁止条約及びいわゆる「ワッセナー・アレンジメント」と呼ばれる国際的な枠組みに則って施行されているとともに、その内容も、リスト規制やキャッチオール規制など複雑な規制が縦横に張り巡らされているからです。
本セミナーでは、輸出管理当局である経済産業省の管理職を勤めた経歴を有し、日本でも、きわめて希少な輸出管理分野の専門家として、その第一人者でもある弁護士を講師に招き、輸出管理制度の成り立ちからその実際まで、できるだけ分かりやすく解説して頂きます。
加えて、日本では比較的情報が乏しい割に、日本企業にも多大な影響を及ぼしている「米国の輸出管理制度」及び中国の動向等についても、その概要と留意点を解説して頂きます。
▼カリキュラム
第1部 安全保障貿易管理の歴史と意義
第2部 日本の安全保障貿易管理制度の枠組み
第3部 貨物等の輸出に関する規制
第4部 技術(役務)輸出に関する規制
第5部 日本企業と米国輸出管理法令及び中国をめぐる輸出管理の動向
第6部 企業の安全保障貿易管理の重要性
第7部 近年の主要な外為法関係改正等
クイズ 安全保障貿易管理 YES or NO?
日時 2021年02月05日 (金) 13:30~16:30
会場 オンラインです。
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