各社のプレスリリースを元に、リーガルテック市場の最新動向をまとめてみました。
☑AI契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」が、工事請負契約や標準倉庫寄託約款など新たに21種類の契約書レビュー・ひな型提供を開始。(2021/3/23)
エンタープライズ向けAI契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」が、新たに21種類の契約書レビュー・ひな型提供を開始しました。
【対応・追加された主な契約書】
■国土交通省モデル
・「工事請負契約」
・「標準倉庫寄託約款」
■経済産業省モデル(※)
・「システム開発契約」
・「NDA」
・「ライセンス契約」
・「共同研究」
・「技術検証契約」
・「データの利用に関する契約」
※出典:AI・データの利用に関する契約ガイドライン 1.1版、研究開発型スタートアップと事業会社のオープンイノベーション促進のためのモデル契約書ver1.0
■情報処理推進機構(IPA)モデル
・「システム開発契約」
・「情報システム保守運用契約」など
これにより、国土交通省・経済産業省・情報処理推進機構が提供している業界標準ひな型の契約書をベースにして、上記契約のレビューが可能になりました。
これで、GVA TECH株式会社が提供する審査基準での審査が可能となる契約の種類が118種類になります。
また、ダウンロードできる契約書のひな型も248種類となりました。
◆AI-CON Proについてもっと知りたい方は コチラ
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☑株式会社Holmes、「ホームズクラウド」リニューアルを記念し、アカウント数無制限・電子締結料金0円キャンペーンを開催
2021年4月にクラウド型契約マネジメントシステム「ホームズクラウド 」がプロダクトリニューアルされます。
これを記念して、3月23日(火)から6月30日(水)までに新規で「ホームズクラウド」をご契約いただいた方を対象に、アカウント数無制限・電子締結料金0円キャンペーンを実施するようです。
☑AOSデータ社、日本初、特許、法令判例及び契約書詳細検索搭載。AOS IDX™️の法務ソリューション「AOS LegalDX」SaaSサービスを開始
データアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社が、法務文書の保管、共有と、次世代検索エンジン基盤の法令判例検索、知財検索、契約書検索機能を搭載した新たな法務のDXソリューション「AOS LegalDX」サービスを4月より販売開始するようです。
■背景
「AOS LegalDX」は、経済産業省がまとめた「国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会報告書」にある法務機能の3つの課題のキーコンセプトから開発されました。
(1)新たな価値創造を行なう攻めの法務を実現するために事業支援をするクリエーション機能
(2)既存の法律や知財データを元にリスク分析や低減策の提示を通して積極的に戦略提案を行なうナビゲーション機能
(3)法令違反を防止し、既存の価値の毀損を防止するガーディアン機能
■AOS LegalDXの主な特徴
・法令判例検索LegalSearchと知財検索Tokkyo.Aiを搭載
・電子帳簿保存法に対応した契約書の保管および検索機能を搭載
・既存の業務システムとのデータ連携を可能にする多彩なAPIを用意