▼概要
近時の問題社員や懲戒処分への対応では、
①SNSへの不正投稿に対応するための誓約書や被害拡大防止策、②不正調査時のデジタルデータ回復も必要になってきます。
本講座では、基本的な知識と実務上の注意点をチャートやチェックリストを使って解説します。また,ハラスメント対応では,全体知識を解説した後
①ハラスメントを認定しなかった裁判例,②在宅勤務に関する「リモハラ」やセクシュアル・マイノリティに関するハラスメントも解説します。
▼カリキュラム
Ⅰ 懲戒処分対応の手順・量刑の決定
1.懲戒処分が問題となったらチェックすべきポイント
2.関係部署に収集・確認を指示する資料
3.量刑で考慮すべき事情・考慮できない事情
Ⅱ 問題社員・懲戒処分の対応で注意すべき点
1.法律上禁止される「不利益取り扱い」への対応
2.問題社員への異動命令・退職勧奨時の注意点
3.デジタルデータや電子メールの調査方法
Ⅲ 問題社員・懲戒処分の典型例
例
1.経歴詐称・勤怠不良
2.金銭の不正取り扱い
3.上司・同僚に対する暴行
4.パワハラがあるとして出社拒否
Ⅳ 近時の問題行為と対応方法
1.SNSへの不正投稿への予防措置
2.懲戒処分前に「診断書」が」出てきたら?
3.消去された業務用パソコンのデータの解析方法
Ⅴ 懲戒処分の検討方法
1.社内で作成した「量刑資料」の利用方法
2.懲戒処分後の業務引き継ぎや社内公表
3.被害弁償方法や社員間で行う示談
Ⅵ 現場対応の留意点
1.個人的なハラスメント相談に注意
2.社内通報を繰り返す場合は?
3.弁護士の同席や録音を要求された場合は?
Ⅶ 近時のハラスメント対応で注意すべき点
1.ハラスメントが認定できない場合
・ハラスメントが否定された裁判例の分類とキーポイント
2.在宅勤務で増加する「リモハラ」の注意喚起
3.セクシュアル・マイノリティに関するハラスメント(SOGIハラ)
日時 2021年07月09日 (金) 10:00~16:30
会場
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