▼概要
近時、テレワークの普及等の影響により、情報漏えいのリスクが益々高まっています。そのため、効果的な情報漏えい防止策を講じるとともに、実務において情報漏えいが問題となることが多い場面における対応方法・留意点について理解し、整理しておくことが重要となります。
また、近時のデータの価値の高まりにより、データを知的財産として保護されるように管理すること、及び、個人情報保護に留意しつつ、データを利活用して競争力を向上させることが、企業にとって必要不可欠となっております。
そこで、本セミナーでは、情報漏えいに関する訴訟、調査等に豊富な経験を有する講師が、近時の情報漏えい事案の傾向や、情報セキュリティを踏まえた情報漏えい防止策について説明をした上で、実務で問題になることが多いシナリオ別の対応方法・留意点について解説いたします。
さらに、データを知的財産として保護するための管理方法、データビジネスの現状・今後の方向性、データを利活用する際に個人情保護が問題となる場面と実務上の工夫等について解説いたします。
▼カリキュラム
1.(テレワークを踏まえた)情報漏えい防止策
(1)近時の情報漏えい事案の傾向
(2)情報漏えい防止の基本とすべき考え方(情報セキュリティ等)
(3)ログ情報分析と、電子情報の管理における留意点
(4)従業員の教育(従業員が陥り易い誤解)
(5)就業規則、誓約書、秘密管理規程等における留意点
2.情報漏えいのシナリオ別の対応方法・留意点
(1)退職間近の従業員による情報漏えいが疑われる場合
(2)退職者が、競業他社や取引会社に転職する場合
(3)他社から警告状を受け取った場合(中途採用、共同開発等)等
3.データの保護・管理・利活用
(1)価値の高いデータの類型(AI技術との関係、ウェブサイト情報との連携)
(2)データを営業秘密・限定提供データとして保護するための管理方法
(3)データの類型を踏まえたデータビジネスの現状と今後の方向性
(4)データ利活用において個人情報保護が問題となる場面と実務上の工夫
日時 2021年09月08日 (水) 13:30~17:00
会場
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